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南アルプス 塩見岳

2018.08.23 Thursday
ツェルト泊☆はじめました
ツェルト泊☆はじめました

南アルプスの真ん中
塩見岳に登ってきました^^)b




■南アルプス 塩見岳
2018/8/10(fri)-11(sat)


山の日の連休に南アルプスの塩見岳に登ってきました。
塩見岳の標高は3,052m 日本16位に数えられる高峰です。

スタートは鳥倉林道の登山口
中央道の松川ICを下りて1時間程くねくねの林道を走った林道の終点に駐車場があります。

鳥倉林道終点の第1駐車場
平日にもかかわらず6割ほど埋まっていた。


南アルプスの山は地理的には東京から近いのにアクセスが悪いので時間がかかりますね...
自宅がある千葉西部から休憩含め6時間もかかりました^^;;

今回の登山コースですが、鳥倉林道の登山口からスタートして日本一高い峠と言われる三伏峠(さんぷくとうげ)を 経由して塩見岳に登頂し、帰りは来た道をピストンして下山します。

塩見岳の山頂直下にやや険しい岩場があるとのことで楽しみです☆

コース上には三伏峠小屋と塩見小屋の2つの山小屋がありますが、テン場があるのは三伏峠小屋のみ。

今回は三伏峠小屋のテン場で憧れのツェルト泊に挑戦するのです^^;;

登山ポストがある登山口
駐車場からの林道歩きの時間短縮のために折り畳み自転車を持参。


■鳥倉登山口〜三伏峠小屋〜ツェルト設営

第1駐車場と第2駐車場とありますが金曜日の朝5時で第1駐車場は6割程度埋まっていましたね(第2駐車場は登山口から離れてるせいかガラガラ)

車止めのゲートがあり、そこから先は一般車は進入禁止です。登山者は林道を45〜50分程歩かないとなりません。
車両進入禁止は環境に対する配慮なのでしょうが、この辺りも山を遠く感じてしまう要因かも知れませんね

私は林道歩きがかったるいのでネットの情報を頼りに折り畳み自転車を積んでいきましたが、正解でした☆
おかげで往復でトータル50分は時間を短縮できたと思います。

キャラバンなら折り畳み自転車を載せてもベッドモードで足を伸ばして寝られるので楽ちんです。

登山口には登山ポストと仮設トイレ
登山ポストの裏に自転車を停めさせて頂く



林道終点の登山口には登山者カードのポストと仮設のトイレがありました。

夏山シーズン限定ですが、ここまで地元の伊那駅から登山バスが1日2回乗り入れてくれるそうです。

登山ポストの裏に自転車を停めさせて頂いてスタート!


明るく開けた森の中を登ります。
登り出しはゆっくりゆっくり...

以前blogにも書きましたがGW頃マラソンの練習中に脚を痛めてしまい(右足ふくらはぎの肉離れ)現在も通院中なんですw

だいぶ良くなって少し走れるようになってきましたが、今回はリハビリも兼ねた山行です。
なので登り出しはいつもよりゆっくりを心がけます。

マラソンでも登山でも最初の20分はゆっくり入るのが長持ちさせるコツ

鳥倉登山口から三伏峠小屋まで1/10の看板

登山道から三伏峠小屋まではこのような距離を示す看板があります。

看板は1/10から10/10までありました。
こーゆーのは嬉しいですね、頑張れます。

1/10は距離なのかな、それとも標高かな

仙丈ケ岳・甲斐駒方面の展望

高度を上げると木の間から仙丈ケ岳方面が見えるようになってきました。

しかし今日は体が重い・・・。
ランニングを中断中に体重が増えないようにと思い、ジムのプールで泳いでいたのですがそれでも2キロぐらい太っちゃったんですよね、最近は筋トレもサボっていたので余計に身体が動かない。。

三伏峠までの登山道は山の北側をトラバースしていくようにつけられているので日差しが当たらず涼しいのが救いです。

手作り感満載のワイルドな木の橋
アスレチック気分で楽しー


しばらく進むとワイルドな木の橋が出てきました。手作り感満載ですが見た目よりしっかりしています。
怖くはありません。
丸太が濡れている時は滑りやすいので雨上がりなどは注意が必要です。

小屋までは単調な森林帯歩きが続きますが、途中で数か所出てくるこんな手作りの橋が良いアクセントになってくれて飽きずに登ることができました。

ほとけの清水
コース唯一の水場です。


スターして1時間程登ると「ほとけの清水」
水場です。
場所は確か例の看板の1/6と1/7の間だったと思います。

冷たくて美味しい!まさに清水。顔を洗わせてもらってスッキリ!
プラティパスを満タンにします。

コース上で水場はここ一箇所のみです。
小屋に水場はないのでテン泊の人はここで汲んでいくと良いと思います。



仙丈ケ岳の奥に甲斐駒や北岳が見えるようになってきました。
運転は長いし、久しぶりのガッツリ登山で体力は不安だしで、来るかどうか迷いましたが来て良かった!




この辺りから森が開けて展望が効くようになってきました。
視界が開けるのは嬉しいんですが直射日光が当たって暑いw



「日本一高い峠 三伏峠小屋まであと200歩です」の看板
よーし 1、2、3・・・

200歩以上かかるとなんか悔しいんでやや大股で歩きます(笑)

三伏峠小屋 ホームページ

三伏峠小屋に到着!
小屋まで220歩でした・・・悔しい

まだ朝の9時ですがテン場の受付けをしちゃいましょう。

テント1名700円(トイレ利用100円含む)
小屋のホームページから受ける明るい印象とは違ってやや冷たい受付け対応でしたw

テント泊のお客さんには冷たいなんてネットに書かれてましたが、そうなんでしょうか。。


 

日本一高いと言われる峠だそうです。どこかで聞いたような
言われる・・ってのが何だか自信なさげですね(笑)

テン場は平坦で広いく空も開けて開放的な印象です。



設営完了☆ 今回はいつものテント泊より軽量化を意識してみました。
まず、テントをやめて軽量なツェルトに変更。
シュラフは持たずGORE-TEXのシュラフカバーで代用です。(気温の高い夏限定です)

テントICI-G Light(1.350g)→ ICI-フェザーライトツェルト(410g) 940g軽量化
シュラフ mont-bel SS ダウンハガー(1.330g) → イスカ GORE-TEX シュラフカバー(380g) 950g軽量化

この2点だけで2kg近い軽量化に成功していますから大きいですね、テントとシュラフはかさばるし

三伏峠小屋のテン場。広くて開放的で快適
地面はフラットでペグの効きも良い


食事は軽いアルファ米中心でデジイチも三脚もお留守番。
ザックは日帰り用の30Lタイプで、基本装備の重量は10kgぐらいだったと思います。

寝る時はインナーダウンを着込んでシュラフカバーだけで寝ましたが寒さは感じませんでした。

但し気温の高い夏限定の方法です。
9月からはお薦めしません

ツェルトは石井スポーツのフェザーライトツェルト 1〜2人用モデルです。
サイズは90cm×200cm×高さ90cm 重さはわずか410g

パラシュート生地でできているのでとても軽くて丈夫なモデルです。

軽量化のためにデジイチも三脚もお留守番。
今回のレポの写真は RICOH WG-30 で撮影してます。
アウトドアで頼もしい防水モデルだ。
 製品ホームページ


ツェルトはテントに比べて快適度は落ちますが、とにかく軽いのは魅力ですね
工夫次第で快適度は上がっていきそうだし、自分的には軽いツェルト泊の方が合ってるかな。

トレラン+ツェルト泊なんていつか挑戦してみたいな♪

ツェルト泊に興味がありつつ今まで手が出なかった理由は「風」
構造上どうしてもツェルトは風に弱いイメージがあって不安だったんですよね〜

今回は公園で試張りして色々考えて、下の写真のように細引きロープで補強してみました。



赤の矢印は従来のロープの立て方。まずトレッキングポール2本でツェルトを自立させます。
これだけだとオートキャンプで使うタープと同じ構造なので風に弱いんですよね、なので青の矢印でポールとポールを上部で細引きでつないで、新しい三角形を作って補強しました。

これだけで格段と風に強くなると思います。ツェルト派の方はお試しを♪
細引きは長さ片側4mもあれば充分です。


■三伏峠小屋〜三伏山〜塩見岳へ

天気が良いので今日のうちに塩見岳に登っておこうと思い、日帰り装備だけで出発〜!
ザックの中には行動食と雨具と貴重品、水だけなんで軽くて楽ちん


17.JPG

小屋のテン場から15分ほど歩くと展望の良い三伏山に到着しました。
塩見岳が正面にどーんと見えます。

三伏山は小屋からも近くて視界も開けてるので、ここでご来光でも良いかも


18.JPG

遠くに仙丈ケ岳。
三伏山から先は小さなアップダウンを繰り返しながら標高を上げていく感じ
一部起伏がないフラットな区間があったので少し走ります。(一応トレランシューズなので)


19.JPG

10時を過ぎると麓からガスが上がってきて塩見岳の山頂も微妙な感じ。
ガスより先に登れるのか?!

塩見小屋に到着

20.JPG 

塩見小屋は標高3000mにある定員制の小さな山小屋です。(要予約)

缶ビール350mlは500円。この標高を考えると良心的な値段だと思います。
豆カレー1000円か、気になるなー 美味しそう。 山小屋ホームページ


22.JPG

小屋から山頂まではコースタイム1時間20分
ここで日帰りのトレイルランナーさん2人とすれ違いました。やるなー

トレランの人は別格として、このコースですれ違う登山者の皆さんは山慣れした印象が強かったですね
富士山に登ったから次に塩見岳にって人もいないでしょうし・・それなりの山の経験がある人が訪れる山域なのでしょう。
山道ですれ違う時のコンニチワ率も100%に近かったし、登山道にゴミも落ちていなかったので気持ち良く歩けました。




山頂直下はちょっとした岩場。
鎖は設置されていません。

岩をつかみながら登るのは久しぶりだ。楽しー^^)v
岩場は八ヶ岳で例えると赤岳〜横岳の岸壁ぐらいのレベルかな、岩場に慣れてない人でも、落ち着いて行動すれば問題ないと思います。

岩の隙間に咲く可愛らしい高山植物に励まされながら登ります。

24.JPG


13:00ちょうど 塩見岳に登頂〜!
西峰の標高は3047m


25.JPG

26.JPG

東峰に続く道
周囲は真っ白で展望はありませんw
せっかく日本で16番目に高い山にいるのに残念です。



三角点は西峰にありました。


29.JPG

西峰から歩いてすぐに東峰に到着。東峰の標高は3052m 西峰より東峰の方が5m高いことになります。
三角点があるのは低い方の西峰です。

写真を撮って欲しいんだけど誰も来ないよ。。
ガスが晴れないかなーと思いながら、少し休憩して待っていましたが時間切れ
そろそろテン場に戻らないと。。


30.JPG

ガスの中で塩見岳の西峰と東峰の二つのピークだけが顔を出しているようなコンディションでした。


31.JPG

塩見小屋に立ち寄りコーラを購入してがぶ飲み
賞味期限切れ(?)で気が抜けているとのことで500円→200円に

小屋泊だったらここでビールなのになぁー なんて心の中でボヤキながらテン場に向かって下山...

2時間もくもくと歩いてテン場に無事に帰還!!
朝よりテント増えてました。





お疲れさ〜ん ぷしっ♪
その後はビール2本飲んでアルファ米のドライカレーで夕食を済ませて20時就寝

夜中に遠くで雷の音が聞こえて目が覚めました。ドキドキ・・・こっち来ないでよ
ツェルトは緊急時に頭からすっぽりかぶれるようになっているので床が割れていて紐で縛る構造になっているんですよね
その紐が一箇所でもほどけてると地面が見えるような構造なのです。隙間が多い構造ですので雨が降ったら悲惨なはず。

ツェルトの室内ですが、折りたたむと携帯ティッシュと同じぐらいのサイズになる登山用の緊急用の薄い銀シートがありますよね
あれを室内に敷き登山用のエアーマット(ISUKAの60cm半身タイプ)を敷いて、先に書いたシュラフカバーで寝ました。
銀のシートが地面からの冷気をカットしてくれてまぁまぁ快適でした。

でも朝の結露はひどかったですねー
ツェルトは隙間だらけなんで仕方ないんだと思います。



■下山 三伏峠小屋〜鳥倉登山口へ

翌朝です。山の日ですが山はガスです。
ご来光も満点の星空もありませんでした。

撤収しながらお隣の青梅から来た青年としばし談笑。この青年も前日にテントを設営してから、私より先に出発して山頂をピストンしていましたが追いつけませんでした。

聞くとやはり山頂ではガスに包まれていたそうで、私が登頂した時と変わらず。

「この天気ですからまだ昨日のうちに山頂に行っておいて正解でしたね」ということにしました。

青梅の彼は一足早く下山。
今まで登った山やこれから登りたい山の趣味が似ていたので、彼とはまたどこかのテン場で会いそうな気がします。
さて、今日は下山するだけなので急ぐことはないのですが、運転が長いので早めに撤収して帰路に着きたいところ
パッキングしてぼちぼち下山開始


 

登って来る時は下ばかり見て歩いていたので気が付きませんでしたが、登山道はお花がいっぱいです。

登りで寄ったほとけの清水で少し長めの休憩。お水を2Lプラティパスで持ち帰り
家に帰ってから美味しい水で嫁さんにコーヒーを飲ますのだ。

7:30 無事下山!
ありがとう塩見岳



自転車もちゃんとありました(笑)

松川IC近くの 清流苑さん で温泉に入ってさっぱりしてから帰路へ
なんだか登山の時間より運転の時間の方が長い山行でした。



鳥倉登山口→三伏峠小屋→三伏山→本谷山→塩見小屋→塩見岳
往復25km、標高差は2460mで難易度としては中級コースと言えましょうか

満天の星空もご来光もありませんでしたが、登りたいと思いつつ遠くてなかなか行かれなかった塩見岳に登れたので
満足です^^)v 
旺文社のコースタイムは甘めに書かれていて往復15時間となっていますが11時間で往復できました。
(休憩別・自転車利用)

ツェルト泊の感想ですが、ツェルトはドームテントに比べて快適度は落ちますが、とにかく軽いのは魅力☆
荷が軽いと楽に遠くまで歩けます。
ただ、軽量化にこだわり過ぎて何でもかんでも家に置いていくと逆につまらなくなるのも事実。(特にソロの場合)

私は山で小説を読むのが好きなので、軽量化にこだわりつつも文庫本は持っていきました。
本がなかったら退屈で死んでたかも(笑)

これからは森林限界以下の標高のテン場ならツェルト泊、森林限界以上の稜線のテン場などはドームテント泊という
使い分けもありかなと思います。もちろん晴れ予報前提ですが。

おしまい!




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